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サッチャー元英首相 死去 鉄の女 [時事]

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「鉄の女」と呼ばれ、国営企業の民営化などで内外の保守派に影響を与えた

マーガレット・サッチャー元英首相が8日午前、脳卒中で死去した。87歳だった。



キャメロン首相は「偉大な指導者、偉大な首相、偉大な英国人を失った」と指摘。

「彼女はよく国のために働き、われわれの国を救い、実行に当たって多大な勇気を示したという事実は

遺産となるだろう。人々は向こう数十年、恐らくは数世紀にわたって、彼女の成果、功績を学ぶことになる」と

語った。




鉄の女とはどういうことだろうか?



鉄の女(てつのおんな)は、

しばしば女性の政府の長につけられる愛称で、「強い意志を持つ」女性を描写するものである。

マーガレット・サッチャーがこのように比喩されるのはよく知られているが、

これは共産主義に断固として反対していた彼女の態度から、

1976年にソヴィエト連邦のメディアによって名付けられたものである

ちなみにサッチャーだけがこの「鉄の女」という名を冠しているわけではない

過去にも10数名、そう呼ばれる女性の指導者はいてた




首相は元首相死去の報を受けて、欧州訪問の日程を切り上げて帰国する。



政府によると、ロンドンのセント・ポール大聖堂で軍葬の礼をもって告別式が執り行われる。

遺族の意向を踏まえ、完全な形での国葬は行わないという。



エリザベス女王は、元首相死去の知らせは悲しいとし、

遺族にお悔やみのメッセージを送ったと明らかにした。



サッチャー氏は英国で唯一の女性首相。妥協を許さず、歯に衣を着せぬ発言で知られた。

保守党を選挙で3回の勝利に導き、1979─1990年、首相を務めた。

19世紀初め以来最も長期にわたる連続政権を運営した。




経済改革では、ガスや石油、鋼鉄、電話、空港、航空など国営独占企業の民営化を強力に推し進めた。

競争、民間事業、倹約、自立が信条で「サッチャーリズム」で知られる政治哲学を生んだ。




ただ、多くの失業者を生み出したほか、鉱業などの産業も大きく衰退、欧州の同盟国を敵に回した。

また、アルゼンチンとのフォークランド紛争で自国を率いた。




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